この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁リフォームに必要な作業
マンション暮らしと違い一戸建てでの暮らしは庭もあって心にゆとりが持てそうな気がします。
一戸建てに住むことはすごく幸せなことですが賃貸物件と違ってメンテナンスやリフォームをする際には自費で行わなければなりません。
外壁のリフォームの際にはただ塗ればよいわけではありませんのでいくつかの工程を経て塗装が完了します。
外壁塗装のリフォームでまず最初に行うのは作業用の足場を組み立て設置をすることです。
高所で作業をする外壁塗装では足場がないと危険度が大幅に上昇します。
次に壁についている土や砂などの汚れ・カビなどを洗浄します。
その後のチェックで傷んでいる個所を補修し養生作業に入ります。
養生が終わり塗装が他の箇所に付着しないようになったら塗装となりますが塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗ることになります。
塗装回数が1回だと塗りムラも大きく塗膜が薄くなるため本来の効果が発揮できません。
足場無しでの外壁塗装は可能?
外壁はもちろん屋根の塗装リフォームは高所作業で足場がないと作業をすることは難しいと思われます。
が、足場を設置しない足場なしの外壁塗装工事も一部では行われているようです。
足場を設置せずに塗装をする理由には足場のレンタル料金と設置費用にあります。
足場の料金は1平米1000円前後で平均的な一戸建てでは15万円超の料金が必要になります。
足場を使用しない無足場工法というものがありますがこの工事ではコストを抑えるメリットがありますがデメリットは数多く存在します。
屋上から身体をロープで縛った作業者がぶら下がり塗装作業をするのですが不安定な状態で作業をするため精度を高めるのは困難です。
また工事中に事故が発生する可能性も高くなる点も大きなデメリットと考えられます。
無足場施工が不可能な建物もありますので検討される場合は事前に調べておきましょう。