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冬の時期であっても外壁塗装をしてもいいのでしょうか?

この記事の監修者

仲間 幸所有資格外壁アドバイザー

外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。


冬の外壁塗装

冬の時期であっても外壁塗装をしてもいいのでしょうか?
ベストな時期とは言いにくく、注意してほしい点があります。

気温の低さがありますから、施工しにくくなったり中断したりすることもあります。

乾燥が正常にできなかったり、霜や雪で工事ができなかったりすることもあるからです。

まずは「塗装の作業効率が落ちる」ことがあります。
気温が低いと塗料のノビが悪いです。
乾燥も遅くなります。

ノビの悪さは塗り残しになったり、ムラになったりします。
一つのゾーンにかかる作業時間が長くなります。
どうしても作業効率が落ちてしまいます。

乾燥が遅くなると、次の工程に進めません。
外壁塗装では3回の重ね塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が必要ですから、塗布した塗料が乾かないのに次の工程に進むとトラブルになります。

3層それぞれの塗料が効果不良になってしまい剥がれやすくなり、脆弱な塗膜となってしまうので持ちが悪いです。
冬場は春・夏・秋と比べると塗料が完全に乾いたことをしっかりと確認しなければなりません。

冬に外壁塗装をしてもいい気温の目安とは?

気温がマイナス5度以下では外壁塗装できないと考えましょう。
塗料そのものは気温が低くても問題はないです。
しかし、マイナス5度以下になると工事そのものを中止する必要があります。

低すぎる気温で使うと液状の塗料では凍ってしまいます。
外壁にしっかりと密着できません。

通常通りの効果が発揮できませんし、特に水性塗料は真水を希釈材にします。

水が低温の環境になると凍ります。
さらに塗料の品質を落としてしまいます。

最近の外壁塗装は臭いが弱くて環境にも優しい特徴があるので、水性塗料が一般的。
水性塗料に使用ができないならば、外壁塗装そのものができないことになります。

国土交通省もマイナス5度以下での塗装は原則としていないことを推奨しています。
塗料メーカーも注意書きに記載しています。

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