この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
リフォーム業者の詐欺の手口
一時期に比べるとテレビやインターネットのニュースで報道される回数は少なくなりましたが住宅のリフォーム関連の詐欺事件は今も昔も多く発生しています。
ずさんな手抜き工事をされたおかげで数年後に家が傾いたり雨漏りや錆び・カビなどが発生して大変な被害になっている事例もあります。
施工した業者に連絡してもすでにその業者は営業しておらず何100万円もの補修費用を自腹で行わないといけないひどい例もあります。
そういった業者は住所・連絡先を次々と変えながら同様な手口で多くの人を騙し続けています。
このような業者に騙されない為にはまず、その手口を知っておく必要があります。
まず最初に注意しておく必要があるのはリフォームの訪問販売業者です。
もちろん真っ当なリフォーム業者もいますが、しつこく強引に進めてくる業者とは契約をしないようにしましょう。
しつこく訪問されて困った時は消費者センターなどに相談をしてみましょう。
外壁塗装や屋根の工事などは近くであまり見ない為手抜き工事をされやすいので悪徳業者に騙されやすい工事です。
また、契約をした時に前受け金を求めてくる業者は危険です。
工事を施工せずに前受け金だけを持ち逃げする手口の詐欺事件も多くあります。
後、高額な工事見積もりを出しながら安価な工事を行ったり、本来必要でない工事を見積書に入れてくるなどがあります。
悪質な業者に騙されないためには
前に挙げた以外にも様々な手口を使って悪徳業者は施工主からお金を騙し取ろうと考えています。
では悪質な業者に騙されないためには、どうすればよいのでしょうか。
1.その場での即決は絶対にしない。
2.業者を単独にせず複数の業者から見積もりを取る。
3.工事の工法や工事費用の相場を知っておくこと。
1.後で契約内容に不備があっても契約書を交わしてしまうと、手続きが面倒になります。
業者が即決を迫ってもその場では契約書を交わさないようしましょう。
2.1社だけではその金額が適正で妥当な金額なのかわかりません。
正当な価格の見積書を見れば悪質業者の見積もりの不備に気付きやすくなります。
3.自分がある程度工事に関する知識や一般的な相場を知っておけば悪質業者の手口には騙されません。
昔だと専門書などを読んで勉強しなければいけませんでしたが、今の時代はインターネットで必要な情報を知ることができます。
多少面倒でも基礎的な知識は持っておきましょう。
上記を参考に悪質業者に騙されないようにしましょう。